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4月  【IPPF2003】3/6〜8 於:池袋サンシャインシティ文化会館

デジタル関連の製品が多いのは言うまでもありません。「多い」ではなく一部の営業写真館向けの小道具を除けば「全部」と言っても過言ではありませんでした。カメラメーカーの新製品と言えばデジタルカメラ、用品やストロボメーカーもデジタルカメラでの撮影に適したものを展示していました。
   


DCS14n

カメラではまず、昨年9月のフォトキナで発表されてから、日本では初めて一般に公開されたコダックの「DCS14n」が大きな話題でしょうか。今の段階ではまだ完全に出来上がった状態ではないとの事ですが、5月には発売開始で、価格は60万円台になる予定。
また発表されたばかりのキヤノン「EOS-10D」ももうひとつの話題でしょう。いずれも開場してしばらくはすぐに手に取ってみることもできましたが、1時間も経つと人垣ができていました。

   

ProfotoD
Profotoが昨年後半に発表した、マッキントッシュにUSB接続できるストロボ「D4」も展示されて眼を惹きました。現在価格は未定ですが、4月末発売開始予定、ジェネは60万円をめどに価格が決まりそうです。
   

nexus
その他は「NEXUSバッテリー」のメーカーからは、カメラボディとストロボ両方へ同時給電できるケーブルの試作品が展示され、今後の正式発売を期待したいと思います。
   
ハードが一通り行き渡ると、今度はソフトの重要性が増してきます。カラーマッチングソフト「Monaco EZカラー」「i1」(アイワン)の新製品も発表になっていました。またスペースを大きくとってのセミナーやトークショーも行われ、多くの人で席が埋まったようです。

   
今回銀一ブースでは、「ライソン」のペーパーとインクでの出力デモを大型インクジェットプリンタを使って行っていました。セットショップは、「フォトキューブプロ」「同ミニ」「デジフォトステーション」等やはりデジタルカメラでの撮影に便利な製品を紹介しました。
また今回は新しく取扱を始めた「ラストライト」の照明アクセサリーも初めての展示しました。「キューブライト」という製品は、折り畳みのできるかなり大きなディフューズボックスです。

 
昨年に続き、ブースが減ったためか全体的にこぢんまりとした感じでした。出展しているブースと展示内容を見ていると、営業写真館向けには良くてもコマーシャルやスタジオ関係には見るもの(目新しいもの)が少ないのでは?という印象でした。新しいカメラやレンズ、アクセサリーを見たいのであれば、メーカー各社が出揃うフォトEXPOの方がよいだろうと思いました(但し混雑覚悟の上ですが)。


lastolitebox

【フォトEXPO 2003】3/14〜16 於:東京ビッグサイト
 

そのフォトEXPOはプロ以外の入場者も多く、例えばキヤノン「EOS-10D」などは実機に触ることもおろか、カタログをもらうのも一苦労という混雑ぶりでした。
カメラメーカー各社の新製品で今回が初めての展示という物は見かけなかったように思いますが、ペンタックスで小型の一眼レフカメラが目に留まりました。新ブランド名「*ist(イスト)」という名前が付いた初心者やファミリーユースの製品ですが、同じブランド名で「*ist D」という世界最小・最軽量のボディを持つレンズ交換式のデジタルカメラを、6月の発売を目標に現在開発中だそうです。
   
デジタル関連だけでなくライカのケースの前では常に熱心に眺める人がおり、暗室用品やこまごまとした撮影用品が展示されるのは、規模の大きなショーならではでしょう。
エツミのブースを見ると「f64」のケースが置いてあり、尋ねるとこの春から取扱を始めたそうで、価格もお手頃になっていました。参考商品のトートバッグが使いやすそうです。


またスリックからは高精度自由雲台が発表、他社の同等品と比較すると留めの部分が丸くなっているので操作性が良くなっているように思いました。オススメの商品になりそうです。

撮影のテクニックなどセミナーも多く開催されていましたが、デジタル全盛の中でも暗室体験コーナーがあり、参加者も多くいた事には何となくほっとするものがありました。余談ですが会場で見かけるカメラはまだ銀塩が多かったように思います。

   
さて銀一ブースですが、今回のイチ押し「クランプラー」を全面に展示し、お陰さまで多くのお客様にお立ち寄りいただきました。


Crumpler

2003年モデルのクランプラーは色みが抑えたものになりましたが、バッグとしてはやはり一際カラフルに見えます。
もちろん超定番のテンバやドンケのバッグ、ストラップなども展示、また新製品のラストライト社の照明アクセサリーもIPPFの時より大きく展開しました。


同ブース内には「フォックスファイヤー」も出展、立ち寄る方達は中を開けてじっくりとバッグなどをみていたのが印象的でした。

【まとめ】
IPPF=63,292、フォトEXP0=81,500というのが今年の入場者数でした。前年比がそれぞれ97%、92.5%なのですが、フォトEXPOの方は無料ながら登録制となったため、昨年に比べてより正確な人数が算出され実際には前年同等かそれ以上が来場したかも知れません。
フォトEXPOの混雑には疲れるもの覚悟ですが、「ここで一緒にIPPFをやってくれるといいのに…」と思ってしまいます。主催者が異なるため共催は難しいのでしょうけれど、もし実現すればまさにアジア最大の写真ショーとして誇れるものになるのではないでしょうか?


(写真・文責:編集部)