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  新製品が盛りだくさん!!フォトキナ便り!!
   
 銀一からもスタッフが現地へ飛びました。詳細は雑誌等のリポートに譲るとして、目についたものをざっとご紹介しましょう。
  まずニコンでは、発表になったばかりの「D2x」の実機が展示されていました。手にとって触れるとあって多くの人が集まっていました。詳細は下記にて紹介しています。
 ニコン以外にもフォトキナ前に各社が発表した新製品が並んでいましたが、ここが発表の場となったマミヤの645判レンズが使用できるデジタルシステム「ZD」と、デジタルバックシステム「ZD Back」には驚きました。「ZD」は新しいボディ得デザインが採用されて持った感じも悪くなく、ソフト等より詳しいスペックが知りたいところですが、ハードとしてはグッド! 価格や日本発売日などは未定ですが、その価格によっては中判デジタルカメラ市場の起爆剤となるかも?
 その他ではレキサーメディアが、個人の撮影データやプロファイル等を含むデータをCFカードに埋め込み、カードをカメラに入れると自動的に好みのカメラセッティングをするというような、「Active Memory System」を発表。また「Lock Tight」という、カメラ使用時のパスワード設定や、第三者がカードの中味を見られないようにできるなど、数段階のセキュリティレベルを選べる機能を搭載のCFカードを発表しました。
 

 デジタル機器だらけの会場で、ツアイス社が「Zeiss Ikon」のブランド名で、絞り優先オートを搭載した35mmレンジファインダーカメラを発表、カメラ本体と一部のレンズは日本のコシナが生産します。また、ライカもすでに発売になっている「CM」に、ズームレンズを搭載した機種、さら外装やパーツを着せ替えできる「アラカルト」も発表していました。
  とにもかくにもデジタル関連ばかりが目につき、例えば引伸機や自家ラボの展示は皆無でした。そのせいもあってか小規模のメーカーの出展が減り、デジタル技術をメインとする大きなメーカーが、より大きなスペースを占有していました。次回2006年は、会場となるケルンメッセが改築となるため、時代の流れも併せて全く違ったフォトキナになるかも知れません。(海外商品課・丹羽)

 
  出た! ニコンのデジタル&フィルム最高級機が揃い踏み!!!
 
 2年に一度のフォトキナ開催を前に(9/28〜10/3・於ドイツ・ケルン市)、各社はそれぞれフラッグシップクラスの新製品を発表しました。(最新情報のページにて簡単にご紹介しています)
  そんな中、ニコンからは9月16日に「D2x」と「F6」というデジタルとフィルムの両分野の新しい最高級機種が発表されました。ここでは銀一ウェブ編集部のニコン派・小倉による独断クイックレビューをお届け致します。
  能書き抜き、とにかく1台で済ませたいニコン派のあなたに、D2x
【写真:ワイヤレストランスミッタを装着したD2x】

ニコンD1x登場から3年が経ち、その後継機を待ちきれずキヤノンにスイッチした方も多いと思いますが、このD2xはバッファメモリ増設やファームウエア・アップグレードなどの延命措置を行ってD1xを使い続けているユーザーのための、まさに待望の1台です。
  カメラ外観や操作手順などには既に発売中のD2Hそのままなので特に目新しいところは無いかのように思えますが、よく観察するとこのカメラが特異な性格を与えられて誕生したことが分かります。
  このD2xの最大の特徴は、D2Hに比して約3倍の高画素化が図られた12.4メガピクセルCMOSセンサーの搭載です。D2HではLBCASTセンサーが紹介されましたが、D2xに載せられたこのCMOSセンサーが、キヤノンEOS-1Dsのような優れた低ノイズ特性を持つのかどうか、実写テストをするのが待ちきれません。D2xのCMOSセンサーは従来通りのニコンDXフォーマットで、無理に(?)35mmフルサイズにしなかったために、これまでD1シリーズやD100/70のために買い揃えたDXニッコールがそのまま活きるのも忘れてはならないスペックの一つです。
  さて私が見たD2xのもう一つの特徴は、クロップ高速機能の装備です。クロップとは英語で「Crop = 切り取る」の意味で、D2xではその名の通り、CMOSセンサー中央部だけを使った6.8メガピクセルでの撮影が行えます。このモードのメリットは、実写画角が狭くなるので望遠レンズ装着時にさらに望遠効果が得られるという事と、12.4メガピクセル撮影時には最大秒間5コマであった連写性能が一気に秒間8コマまでスピードアップできるという点です。このクロップ機能の装備は、例えばスポーツ取材で、雑誌表紙用に選手のポートレート撮影と、新聞用の試合記録撮影とを1台のカメラで済ませることが出来る、つまり1日を通してカメラを持ち替える必要がないという他機種にはないメリットを意味しています。
  ポートレートは高画素をフルに活かした12.4メガピクセルで撮り、その後の試合写真はD2x背面のボタンを押しながらコマンドダイアルを回してクロップモードに変更、あとはそのままD2Hのように高速撮影が続けられるのです。
  このクロップモードのために、撮影範囲を枠で囲ったV型スクリーンも発売されます(これはハッセル6×6のための6×4.5cmマスク・スクリーと同じようなモノとお考え下さい)。
  これまでデジタル一眼レフカメラでは「高速モデル」「高画素モデル」の2台を持ち歩かねばならなかったのが、このD2xではすべて1台で済ませられるようになったのです。多少の機能の制限はあるにしろ、こうした思い切った発想は現実の使用に即していて歓迎すべき内容であると思います。

   








これは、もはや楽器の世界です。情緒に訴え、感性に応えるF6
【写真左:バッテリーパックを装着したF6】
【写真中央:部品配置が検討されている頃のモックアップ】

【写真右:F6設計時のモックアップ】
  ホントに出るのか半信半疑だったのですが、デジタル一眼隆盛極まるなかで、まるで逆ギレ(?)したかのように産み落とされた「第6のF」。初めて電子制御シャッターやTTL自動調光を組み入れたF3から数えて三代目、実に24年の歳月を経て誕生したF6は、初めて手にするとまずその意外な軽さに驚きます。単三を8本収納する先代F5の重厚なシルエットと比べて、F6は本体重量で約300g、高さで約3cmも小型化されました。高速フィルム給送(秒間8コマ)のためのバッテリーパックを外付けとすることで、カメラ本体はF100なみに小型化したのです。ちなみに本体のみでも秒間5コマのスピードを誇ります。
  このF6を見ると、ここ数年の「プロ用一眼レフカメラ」に求められる資質が大きく様変わりしたことを実感します。1996年(F5登場時)のプロ用一眼レフカメラとは、フィルム給送やAF合焦のスピードがその大きな売り文句でした。しかしD1の登場以来、プロ写真業界は報道界を中心に急速にデジタルにシフトし、プロ用一眼レフカメラとはすなわち高画素・高速の「デジタル一眼レフカメラ」であると再定義されたのです。ニコンはこうした事情を察知して、次の10年間を売り続けられるフィルム一眼レフを開発したのです。
  敢えてフィルム一眼レフにこだわって作家活動を行っているプロやハイアマチュアをターゲットに、「切れ味」や「最上質感」をテーマに徹底的に各部機構をブラッシュアップしたモデルがこのF6なのです。11点AFエリア測距・1005点測光・そしてiTTL自動調光といった機能は既にD2シリーズで実績のある機能で、こうしたデジタル一眼と技術を共有して生まれたF6は、その企画背景が他の歴代Fと大きく相違するという点が特徴です。こうした点を踏まえてF6を注意深く手に取ると、そこにはライフサイクルが短く先端性能一直線のデジタル一眼とは異なる設計思想に触れることが出来ます。
  私がみなさんに伝えたいのはAFの速度&精度向上やRGB測光のアルゴ改良や15万回耐久シャッターといったスペックではなく、そのまるで楽器のような造りの良さなのです。

 ボディを握った瞬間に手に伝わる剛性感、ピントの山が見易くクリアで大きな(DXフォーマットに見慣れていると感激する)視野率100%ファインダー、フェザータッチのシャッターボタン、ミラー切れの良さ、低く抑えられた巻き上げ音、見易い大型液晶パネル… 使うことの快感や写す喜びを呼び起こすような仕様がテンコ盛りなのです。もう一度フィルムを使ってみたくなる、そんな気持ちにさせてくれるカメラの登場です。
【写真左:マグネシウム製のボディパーツ】
【写真右:カメラの状態が一目で分かる大型液晶を背面に装備】

10月中旬以降には弊社店頭にも実機が届きます。ぜひご覧になって、ニコンが最後のフィルム一眼レフ最高機種に込めたパッション(情熱)を感じ取って下さい。
 
 

※スペック等は実際の販売時に変更になる可能性もありますのでご了承下さい
デジタル製品のご予約、お問い合わせは下記銀一デジタルフロアまでどうぞ

銀一フォトショップ1Fフロア
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