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  GINICHI TIPS「おシゴトの時間です-営業課若林が語る銀一のスタジオ施工」
   

 ハイエンドデジタルカメラを販売し、暗室機材をコーディネーションし、輸入カメラバッグを販売するのが普段知られている「銀一の仕事」ですが、あまり一般には知られていないこんな事も銀一の守備範囲です----という事をお見せするのが今月のTIPSです。


 銀一フォト機材営業部営業課は、教育機関や商業スタジオといった法人顧客に写真機材に関するトータルなソリューションを提案し販売している部署です。単に機材選定の提案だけでなく、設計の段階からお客様のニーズに合わせた理想的な暗室やスタジオの設計・施工といった建て込みも営業課の得意技です。
ショップ店頭とは違う場所でも、コンクリート粉にまみれた銀一スタッフが、日々お客様のニーズにお応えできるように頑張っているのです。そこで今月はその銀一が請け負うスタジオ施工の現場から、営業課の若林が「銀一のおシゴト」ご紹介します。【配電盤の前に立つ若林君】
Q.) 現在仕掛り中のスタジオ工事現場に案内してもらいましょう。
A.) ハイ、まずヘルメットを被って下さい。至る所に足場が組んでありますから、頭
上に気を付けて入ってきて下さい。
 


Q.) この案件はどういう背景のものですか?
A.)ここはある教育機関の新校舎の中で、校舎建築と同時進行で内部に実習スタジオを施工するというものです。天井高は約4mで、ここにスカイ枠やディフューザー枠、バックペーパーシステムを設計・組み立て・設置し、さらにそれらの電源&制御基盤を納入するのが今回の私の仕事です。
【校舎外観】

 

【左;スカイ枠が途中まで下がっているところ】
【右;上からスカイ枠をみたところ】

Q.) そのスカイ枠などのシステムについて、詳しく教えて下さい。

A.)スカイ枠とは天井部からストロボや蛍光灯ライト等のライティング機材を吊り下げ、上下させるシステムのことです。撮影者の意図した自由な高さと位置からのライティングを可能にしてくれます。ディフューザー枠は遮幕(布)類で曇り空のような光を作り出し、柔らかいライティングを可能にするシステムのことです。バックペーパーシステムはバックペーパーの巻取、巻戻しがモーター操作でき、これも天井部からの上下が可能になっています。
 
【ライティング機材が付くレールは前後左右自在に動く】
Q.) 今完成間近で見て、自分で思うこのシステムのウリは何ですか?
A.)先程の質問で、「天井部からの上下操作」という言葉を多様しましたが、それに加えてスカイ枠には前後左右自由に動くライト設置システムが付いています。ですから理論的には3次元空間を自由に使ってライティング機材のセッティングが可能なわけです。撮影者にとっての制限の極力ないライティングなんて自分でいうのもなんですがワクワクしますよね。
それに操作盤が単純明快なんです。少々の説明ですぐに操作が可能ですよ。直感的な操作が可能なように作っていますからね。まあそこに至るための調整が私たちの苦労するところなんですが・・・
  Q.) こうした設備施工を請け負った際、工事前に一番注意していることは何ですか?
A.) 最大の注意点は、お客様の使用用途を詳細にお聞きし、無駄なコストが発生せず、しかも十二分に効率的な撮影が出来る作業空間を設計することです。天井スラブには約2トン程の撮影機器が取り付けてられますので天井の耐荷重なども設計段階で建築会社に伝え補強対策をお願いしています。

【約2トン程の撮影機器にも耐えられる設計】
少し具体例を挙げれば、電気の容量には注意しますね。スタジオ新設に伴ってストロボのW数(容量)や台数を増やしたいお客様がいたとします。するとストロボのために必要な電気の容量を算出し、その他に撮影上必要なライトやコンピューターシステムのために後どれだけ電気容量の確保がいるかなど確実にブラッシュアップして算出する必要がありますから気をつかいますね。車などといった大きな撮影物の搬入経路を考えたり、バックヤード(倉庫)の使い勝手のよい位置などの提案も大切ですから、そういった細かい項目をお客様の理想の形になるように図面にするまでが一番大変で細心の注意をはらいますね。
お客様の意図を忠実に図面に反映するのがポイントで、図面がしっかり出来ていれば、その案件の1/3は終わったようなものです。
最終の図面を見れば、お客様の動線が自然に見えるものです。安全にそしてストレス無く動く・撮影する姿がです。
 
【ケーブルやワイヤーなどを除き、細部に至るまで光の反射を除きます】
Q.)先程、苦労された話がでましたが現場で苦労されたところを教えてください
A.)はい。工事は図面がありますから、そうそうハプニングは起きません(笑)熟練の職人さんと一緒ですから正確ですしね。ただ細部の仕上げは神経を使いますね。例えば一本のボルトに「黒ペンキ」の塗り忘れ箇所があったとします。当然、ライティングが反射して撮影に影響を与える可能性だってありますよね。そういった仕上がりまでの細かな点への心使いが一番苦労します。
 
Q.) 工事期間中はこうして現場に詰めて作業をしている訳ですが、現場で一番気を使ったりナーバスになることは何ですか?
A.)現場ですので、安全確保が最大の注意事項です。特にスタジオ施工では高い場所での作業が大半を占めるので、落下事故の危険性については現場の全員が注意しています。
全員が工事の作業内容を熟知して、お互いに注意を払えるようにしています。
次に大事なのが、出来映えと納期厳守という点です。丁寧に機材を組み立てながらも、工期が遅れないようにカレンダーと睨めっこで工事スケジュールを立てるのです。
 
Q.) 最後に、自分の仕事について一言アピールをお願いします。

A.)弊社で売るのはカメラだけじゃありません(笑)。各種設備にも精通していますから、大学、専門学校、個人宅暗室設備の設計や暗室内の給排水配管工事から商業スタジオのバンクライト設置や照明機材の手配、スタジオ操作配電盤まで、どんなことでもご相談に乗ります。
お客様のニーズが形になったときに、その使い勝手のよさに納得していただけると思います。目に見えない部分にも私たちは気を配っていますから、自慢のできるスタジオや暗室をご堪能ください。
とにかく、プロフェッショナルな仕事を期待されるのでしたら、ぜひ銀一営業課にお気軽にお電話下さい。

Q.) 今日はありがとうございました。この後も安全第一の納期厳守で頑張って下さい。
A.) ありがとうございました。

■上記記事でご紹介したようなスタジオや、暗室に関するご相談・お見積もり依頼は下記にて承っております。
銀一株式会社フォト機材営業部営業課 TEL:03-5159-7015 FAX:03-3562-2055
e-mail: div.2@ginichi.com
スタジオ&暗室設計施工 責任者 沖直之

 

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