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  デジタル時代のストロボ! TOKISTAR e-Light m-200試用レポート by銀一販売企画課・室田
   
 

こんにちは、“ムロリン”こと室田です。銀一スタジオショップの通称「mlog」ではお馴染みの私ですが、今回は銀一TIPSへと出張ってきました。

さて普段は月島の事務所でオンラインショップの商品登録を担当している私ですが、最近は社内で商品撮影も始めました。

オンラインショップと言えば、商品写真が命です。なにしろ実物が触れないわけですから、写真と文言で商品をおすすめしなければなりません。しかし、いくら言葉で説明しても、百聞は一見にしかず!!! 商品写真が有ればこそのオンラインショップです。そして、商品写真が綺麗に撮れていなければ商品の魅力をお伝えすることが出来ず、せっかくの良い商品もその良さを分かっていただけません。
では、商品をどうやったら綺麗に撮れるか? それはズバリ光の使い方、「ライティング」です。

・・・とは言え、プロカメラマンでもない私の場合はプロの機材環境が整っている訳でもなく、オマケに時間もおカネもなく、つまり簡単に手早く商品撮影をしなければなりません。銀一と言えば、それこそストロボは売るほど有ります(笑)が、それはあくまでお客様に販売するためのプロ仕様商品。私の使い方程度であれば、もっと手軽なモノでも十分なんです。

 

ムロリン:「初心者の私にも使いやすくて、お手軽なストロボなんてないですかぁ?」

(´Д`)ハァ…

銀一スタジオショップ店長:「あるよ」

ムロリン:「あるの!?」(;゜Д゜)

途方にくれる私の前に一筋の光明が!
なにやら倉庫の奥から化粧箱を出してきてくれました。


「TOKISTAR」の文字が入った秘密の小箱登場!










中には新型ストロボ一式が!












そして、これが初心者に優しいストロボ「TOKISTAR e-light m-200」です!







ということで、本日はお手軽&簡単!新型のストロボ『TOKISTAR e-Light m-200(以下トキスターm200)』をご紹介いたします。
トキスターm200は、『業界初』がてんこ盛りのストロボです。これからその機能をご案内いたします。

 

1.コンパクトデジタルカメラでもしっかり同調するんです。

まずはなんといっても最大の特徴といえるのが、『プリ発光でのスレーブ回避』機能です。プリ発光とはカメラ内蔵スロボ(フラッシュと言えばお分かりですね)を使用するとき、撮影のフラッシュが発光する前に一度以上仮発光する機能のことです。

これは人物撮影で目が赤くなってしまうのを防ぐ、赤目防止機能としてだけでなく、被写体の露出情報を得るため、フラッシュがごく僅かな光量で発光し、適切な露出を測定してくれる機能です。現在多のデジタル一眼レフやコンパクトデジタルカメラに搭載されています。

このプリ発光ですが、市販されている多くの外部ストロボで、スレーブ同調(他の光源に反応して発光する機能)に設定していると、プリ発光を本発光と勘違いしてしまい、シャッターを切るときにはすでにストロボは発光した後となり、正しい光量を得ることができませんでした。いわゆる「フライング」というやつです。「待て」ができない犬以下ですよ、これじゃイケマセン。

大半の外部ストロボはプリ発光に反応し、撮影時の本発光には同調しない。

しかし、トキスターm200はひと味もふた味も違います。

プリ発光を認識し、本発光の際のみに同調し、写真を撮りたい時にちゃんと発光してくれます。

そして、何よりすごいのが、市販されているメーカー各社のカメラのプリ発光に対応しているということです(一部例外有り)。プリ発光もいろいろ種類があり、各メーカーや機種ごとに1回発光したり、数回にわたって発光する物がありますが、トキスターm200はそのほとんどを認識することができます。

m200の場合はプリ発光を感知し、撮影時の本発光に同調してくれる。

一眼レフの多くには外部ストロボを使うためのシンクロ端子が装備され、アクセサリーも沢山用意されていますが、コンパクトデジタルカメラではそうした用意は無いことが多いですね。そのため、外部ストロボを使うには一眼レフが無ければ出来ないと思っている方が多いかと思います。でもトキスター m200なら、普通に使っているコンパクトデジカメにもちゃんと同調して、手軽にプロ並みのライティングが出来ちゃうんです!!


 

2.閃光時間の変化が少ないんです。

ストロボには調光方式(光量を増やしたり減らしたりする方法)が2種類あります。

コンデンサーを使った調光方式を採用しているタイプは、光量を絞ると閃光時間が短くなります。つまり、虫の羽ばたきやモデル撮影で髪の毛を風であおって写し止める時など高速シャッターで撮影する際にバッチリなのです。ただし、コンデンサーを使用しているモデルは回路が複雑になるため、結果的に高価になります。

お次に電圧を変えて調光する方式を採用しているタイプ。モノブロックタイプ(電源部を使用しない独立型タイプの総称)ではこちらが主流ですね。このタイプは安価な反面、光量を絞ると閃光時間が長くなってしまいます。長くなるとどうなるかと言うと、先ほどのハイスピードとは反対にブレ易くなってしまいます。人物がポーズをとっているだけでブレてしまったりと、撮影に支障を来すこともあります。

それでは、トキスターm200はと言うと…なんと、「どっちの良いところももらっちゃいましょう!」という欲張り発想で、『コンデンサ調光&電圧調光の併用方式』となっています。

調光出力
閃光時間
 
コンデンサ調光
FULL(200W)
1/600
光量を絞り込む場合はコンデンサーで閃光時間を短くすることができる。
1/2(100W)
1/700
1/4(50W)
1/750
電圧調光
1/8(25W)
1/700
低電圧の際は電圧調光に切り替わる。
1/16(12.5W)
1/600
1/32(6.25W)
1/550

そのおかげもあってか、FULL〜1/32とモノブロックなのにワイドレンジを実現。閃光時間も1/750〜1/550 と振り幅が狭く、しっかりと調光が可能な上、被写体のブレにも強いのが特徴です。


  3.色温度の変化が少ないんです。

電圧調光方式のストロボは、コンデンサ調光方式よりも色温度の変化が大きいのが弱点です。モノブロックタイプの調光方式の多くは電圧調光方式なので、少し絞っただけでもホワイトバランスが崩れやすいのが難点でした。トキスターm200ではコンデンサ調光と電圧調光を併用している上に、出力自体がデジタル撮影向けに調整され、最適化されています。

調光出力
色温度(°K)
 
コンデンサ調光
FULL(200W)
5850
コンデンサは元来色温度の変化が少ない。
1/2(100W)
5820
1/4(50W)
5810
電圧調光
1/8(25W)
5720
低電圧時なら電圧調光でも色温度の変化は大きくならない。
1/16(12.5W)
5670
1/32(6.25W)
5600


コンデンサ調光方式の範囲はFULL(200W)から1/4(50W)の範囲ですが、もともとの出力がさほど大きくないので、普段はこのコンデンサ調光域で撮影が間に合います。コンデンサ調光での色温度の変化はわずか40° Kしかありません。結果として極端に絞る必要が無いため、電圧調光にばかり頼らず、コンデンサ調光方式の安定した色温度で撮影が可能なんです。


 

以上大まかに三点ほど、トキスターm200の特徴を説明いたしました。こんなに業界初がつまったトキスターm200、具体的にどんな方におすすめかと言えば、ライティングに凝る楽しみに目覚めてしまったハイアマチュア、ネットオークションで写真命の出品者、そしてカメラマンではないけど会社で撮影をする用事が多い方です。

例えばショッピングサイトを運営していて、会社予算の都合で10万円で撮影に必要な道具を揃えなさいと言われれば、当然良いカメラを買って残った予算をライティング用品に回す…という考えになりますが、必要な物が全て揃う訳がありません。ヘタをすればカメラだけで予算が尽きてしまい、撮影に必要なライトやスタンド、三脚などを揃えることは難しいかもしれません。しかしトキスターm200を知っていれば…ウフフ。10万円でまずm200本体とスタンド、そして残った予算でそこそこのコンパクトデジカメと三脚という組み合わせを考えることができるのです。うーん、なんて懐に優しいストロボなんでしょう。

またトキスターm200はオプションでアンブレラが出ていますが、他に必要な商品があまり無いのもありがたいです(これから増える予定もあるみたいですが)。でもプロユースでない限り、十分実用的です。


  4.そして実践へ。

それでは早速実際に試用してみます。m200の背面パネルは単純な作りになっています。電源のON/OFFスイッチにSLAVE機能(同調モード)、SOUNDのON/OFF、モデリングランプのON/OFF、レディランプ、テスト発光ボタン、調光設定ダイヤル(FULL、1/2、1/4)、光量微調整ダイヤル、シンクロコード挿入口、電源ケーブル口から構成されています。初心者でも安心して使えるのも良いところです。




普通のシンクロコードでも使えることは当たり前ですが、プリ発光しないカメラでもちゃーんと使える様にSLAVEスイッチが二通り用意してあります。 (カミナリマークが本発光もしくはプリ発光+本発光を指しています。)

 



今回の撮影に用意したカメラは『Canon IXY Digital 5.5』です。

2005年発売のモデル。この当時のコンパクトカメラは500万画素でも高画質だった。

それでは早速撮影してみましょう。なお、今回は三脚とストロボ用のスタンドを一本ずつ用意しました。おすすめは下記のセットです。
・ハスキー3段三脚
http://www.ginichi.com/shop/camerasupport/detail/1003.html

・s-Wing #SW6040 3mライトスタンド
http://www.ginichi.com/shop/lighting/detail/sw6040.html

またホワイトバランスを調整しやすくするため、18%グレーカードを用意します。撮影時には必須アイテムです。
・銀一 シルクグレーカード
http://www.ginichi.com/shop/digital_acc/detail/acc_006.html

まずは内蔵ストロボのみを使用して撮影してみます。

撮った写真がこちらです。
光源が被写体の前にあるので、ボトルに光が十分に回っていないため、暗い感じがします。

次にm200を同調させて撮影します。

m200は光を天井にバウンスさせています。
今度はばっちり光がボトルの全体へと入っているため、被写体の色も整っています。

写真からお分かりでしょうか? 特別な装置を使うことなく、ちゃーんとストロボが同調しています。カメラ側での設定と言えば強制発光モードにした程度です。全体へ光が回って綺麗にディテールが写し出されています。

このほか数点の撮影例を撮ってみました。
・内蔵ストロボのみ ・内蔵ストロボ + m200
青い羽根の部分が一方向の光のため、明るさに差が出てしまっています。 3本の羽の色も光が均等に当たり統一され、細かなディテール部分も綺麗になっています。

・内蔵ストロボのみ ・内蔵ストロボ + m200
リング内側の影がグラデーションになっている。光の強弱があるため、凹凸も荒い感じに。 内側も綺麗に光が当たっています。また全体のトーンも統一され、柔らかい感じに。

・内蔵ストロボのみ ・内蔵ストロボ + m200
平面の部分が奥に向かって暗くなってしまっています。また凹凸が強調されています。 平面の明るさも調整され、光が均等に当たっています。凹凸も強調されすぎずに出ています。


本当に簡単な撮影なら、ものの数十分あれば大丈夫です。数万円程度のコンパクトデジタルカメラでも、必要十分な商品撮影ができちゃうんですね。
私と同じくオンラインショップを手がける皆様、あるいはWEBで使う写真を撮影している方はぜひ、トキスターm200をお試しください。

TOKISTAR e-light m-200
【スペック】
最大出力:200Ws
調光方式:コンデンサ3段調光/電圧調光
発光出力制御:1/32〜1/1(Full)
チャージ時間:2.1s(Full)
発光方式:シンクロ発光、スレーブ発光、テスト発光
スレーブ機能:プリ発光機能付きフラッシュにも同調発光
色温度:約5600K(変動) /電圧:AC100V(50/60Hz)・3P
寸法:105パイ×195mm /重量:1.7kg
Made in Japan

http://www.studioshop.jp/store/product_info.php/products_id/3492

 

※ここに掲載の商品は、銀一スタジオショップのほか銀一オンラインショップ、銀一スタジオショップオンラインストアにてお求め可能です。

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銀一株式会社 スタジオショップ TEL.03-5548-5131
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(文責:銀一(株) スタジオ機材部 室田 聡)


   
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