製品特長
主な仕様
歴史に名を残す銘玉がクラシックシリーズのラインアップとして復活
今回登場する「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」では、光学設計をオリジナルの「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」に可能な限り近づけることで、オリジナルとほぼ同じ描写を再現できるように配慮しました。そのため、オリジナルのレンズとほとんど変わらない独特の表現を楽しむことができます。オリジナルの光学設計は50年以上も前に行われたものですが、復刻版の魅力は古き良き描写を再現できるだけにはとどまりません。F2.8まで絞り込めばシャープな描写も可能で、現代の高画質なデジタル撮影に求められるハイレベルな性能も兼ね備えています。また、「ノクティルックス」シリーズで最も軽量・コンパクトというボディ設計も受け継いでいます。
今回登場する「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」は、ブラックアルマイトとシルバークロームの2種類のカラー展開となります。1966年にオリジナルの「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」が登場するまでは、ライカMシステムレンズのカラーにはシルバーが採用されるのが通例で、フォトジャーナリスト向けの特別モデルとしてのみ、目立たないブラックのカラーリングが採用される程度でした。
しかし、1966年に「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」にブラックカラーが採用されたことが転機となり、その後はブラックアルマイトが一般的になっていきました。「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」の発売前にはプロトタイプとしてシルバーカラーが製造されましたが、製造本数はわずか5本ほどだったため、現存するライカMシステムレンズとしては、現在最も人気が高く高価なレンズのひとつとなっています。一方、ブラックカラーもわずか1,757本しか製造されなかったため、状態の良いブラックの「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」も現在では非常に人気が高いコレクターズアイテムとなっています。
「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」のブラックアルマイトは、レンズ鏡筒部にアルミニウムを採用しています。また、オリジナルの「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm」のパッケージデザインからインスピレーションを得たボックス入りで、オリジナルに付属していたものと同じ保管用のレンズケースも付属しています。
製品仕様
レンズ構成 | 4群6枚 |
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距離計連動範囲(m) | 1.0~∞ |
フィルター径 | E49 |
絞り | クリックストップにより設定 |
最小絞り | F16 |
レンズマウント | ライカMバヨネット、デジタルMカメラ識別6ビットコード付 |
レンズフード | クリップオンタイプ(付属品) |
カラー | ブラック |
先端からバヨネットフランジまでの長さ | 約 52/79mm(レンズフード含まず/含む) |
最大径 | 約 61 mm(レンズフード含まず) |