製品特長
主な仕様
高画質と機能性追求が生んだスタイル
FUJIFILM X-T30 IIのデザインと操作性には、Xシリーズが大切にしてきた写真に対する理念が具現化されています。 決定的瞬間を逃さぬよう操作性に優れたダイヤルオペレーション、常に持ち歩くことを念頭に入れたミラーレス構造によるバランスのとれた小型・軽量ボディ、大切な瞬間を美しく残すためのAPS-Cセンサー、カメラに愛着を抱かせるデザイン、撮影の没入感を楽しめる高性能ファインダーなど、全ての選択に理由があります。 加えて、スマートフォン感覚のタッチパネル式背面液晶モニターの採用、スタイルを邪魔しないよう工夫を凝らした内蔵フラッシュなど、便利な機能も豊富。中級モデルならではの小型・軽量+快適な機能美で撮影を楽しむことができます。「X-Trans™ CMOS 4」と「X-Processor 4」
約2,610万画素「X-Trans™ CMOS 4」(*1)センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載し、「Xシリーズ」のフラグシップモデル「X-T4」と同等の最短約0.02秒の高速・高精度AFを実現。また、像面位相差画素を全面(約100%)に配置したことで、画面中央から離れた位置にある被写体でも素早く正確にとらえることができ、決定的瞬間を逃しません。*1:X-Transは富士フイルム株式会社の商標または登録商標です。
高速・高精度AF
AFの最新アルゴリズムにより、動体追従AFの性能を従来モデルからさらに向上。カメラに向かってくる被写体のみならず、カメラから離れていく被写体もとらえ続けます。さらに、顔・瞳AF機能も備えているため、動きのある被写体でも正確に追従でき、快適なポートレート撮影を可能にします。メカニカルシャッター設定時は最速約8コマ/秒、電子シャッター設定時では最速約30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写(*2)が可能です。
*2:撮影後にファインダーが暗転することで被写体が見えなくなるブラックアウトが発生しない高速連写。電子シャッター設定時のみ使用可能。
低照度AF
暗闇に近い-7.0 EV(*3)の低照度環境下でもAFが可能なため、夜景撮影や光量が少ない屋内での撮影などでも、高精度にピントを合わせることができます。*3:「フジノンレンズ XF50mmF1.0 R WR」装着時に低照度-7.0EV限界を実現。
フィルムシミュレーション
当社独自の「フィルムシミュレーション」に、スナップ写真などで愛用されてきたカラーネガフィルムをもとに画質設計した「クラシックネガ」や、写真フィルムの現像方法のひとつである「銀残し」の表現を再現した「ETERNAブリーチバイパス」など全18種類のモードを搭載。シーンに合わせて写真フィルムを選ぶ感覚で多彩な色表現をお楽しみいただけます。進化したオート機能などにより卓越した写真画質を実現
人物の有無、色、明るさなどの情報からシーンを判別し最適な撮影設定を自動で選択する「AUTO」モード、シーンに合わせて撮影設定を選択できる「SP(シーンポジション)」モードのアルゴリズムを刷新。「カラークローム・エフェクト(ブルー)」、「明瞭度」、「ダイナミックレンジ」などの自動調整を可能とし、明瞭で鮮やかな風景写真や、被写体を際立たせたポートレート写真をより簡単に撮影することができます。また、逆光のシーンでも、白飛びや黒つぶれの少ない高画質な写真撮影を実現します。(*4)*4:シーンによっては、画像処理のため保存に時間がかかる場合があります。
日常さえもドラマティックな映像に
6K相当のデータ量から4K映像を生成することで、ノイズが少ない高解像の映像を実現。 また、DCIフォーマット(17:9)での撮影にも対応し、デジタルシネマのようなドラマティックな映像を高解像度で記録することができます。 多くの名作映画に使用された映画用フィルム「ETERNA(エテルナ)」や「ETERNA ブリーチバイパス」をはじめ、18種類もの多彩なフィルムシミュレーションとの組み合わせにより、 静止画だけでなく動画でも気軽にオリジナリティ溢れる表現が楽しめます。Full HD240Pハイスピード
Full HD (1920 x 1080)の高画質で最大10倍のスローモーション効果が得られるハイスピード動画撮影が可能です。 1秒間を240コマで記録することができ、高解像且つ滑らかに記録することができます。F-Log(F-Logビューアシスト)
ダイナミックレンジが広い映像を記録できるF-Logでの撮影も選択できます。ハイライトの白飛びを防ぎ、シャドウなどの黒つぶれを抑えることができ、明るさや色のデータを余すことなく記録することができます。 パソコンなどの動画編集ソフトで撮影後に調整を行う場合に最適です。F-LogビューアシストをONにすると、F-LogをBT.709相当に変換したスルー画が表示されますので、編集後の仕上がりをイメージしながらF-Log撮影することができます。優れた操作性により快適な撮影を実現
ボディ天面には、本格的なマニュアル撮影を可能とする「シャッタースピードダイヤル」を採用。設定内容を常に確認できるため、電源OFF時でも次の撮影に備えることができます。また、瞬時に「AUTO」モードに切り替えられる「オートモード切替レバー」も搭載し、優れた操作性を発揮します。背面には、高解像度162万ドットの3.0型チルト式タッチパネル液晶モニターを採用。鮮明なライブビュー映像で被写体を確認することができ、静止画から動画まで快適な撮影をサポートします。
スマートフォン連携
スマートフォンやタブレット用のアプリケーションとして無償で提供されている「FUJIFILM Camera Remote」を使うことで、撮影画像をスマートフォン(タブレット)に送信できる他、スマートフォン(タブレット)で取得した位置情報をカメラへ送信したり、スマートフォン(タブレット)から遠隔でカメラを操作してシャッターを切ったりすることが出来ます。なお、送信する画像サイズを3Mに圧縮することができます(*5)。用途に合わせ最適なデータサイズを送信することができるので、スマートフォン(タブレット)のデータ容量を節約することが可能です。
*5:デフォルトではOFFとなっています。ONにするにはセットアップメニュー>接続設定>共通設定>スマートフォン送信時3M圧縮をONにしてください。 また、Bluetoothでカメラとスマートフォン(タブレット)をペアリングすることで、撮影画像の転送予約や使用しているカメラの新しいファームウエアが更新された際に通知を受け取ることができ、ファームウエアのダウンロードを行うことも可能です。
商品名 | FUJIFILM X-T30 II |
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レンズマウント | FUJIFILM Xマウント |
撮像素子 | 23.5mm×15.6mm (APS-Cサイズ) X-Trans CMOS 4センサー 原色フィルター採用 |
有効画素数 | 約2610万画素 |
電源 | 充電式バッテリーNP-W126S(リチウムイオンタイプ) 静止画撮影可能枚数: ノーマルモード時 約390枚 ※XF35mmF1.4R使用時 実撮影電池寿命: 4K 約45分(29.97p時) / Full HD: 約45分(59.94p時) ※顔検出OFF時 連続撮影電池寿命: 4K 約60分(29.97p時) / Full HD: 約75分(59.94p時) ※顔検出OFF時 ※CIPA規格による。バッテリーは付属のもの、記録メディアはSDメモリーカードを使用し測定。バッテリーの充電容量により撮影可能枚数・時間の変動があるため、ここに示すバッテリー作動可能枚数・時間を保証するものではありません。低温時ではバッテリー作動可能枚数・時間が少なくなります。 |
本体外形寸法 | 幅: 118.4mm 高さ: 82.8mm 奥行き (最薄部): 46.8mm(31.9mm) |
質量 | バッテリー、 SDメモリーカード含む: 約378g バッテリー、 SDメモリーカード含まず: 約329g |
動作環境 | 温度: 0℃~+40℃ 湿度: 10%~80%(結露しないこと) |
起動時間 | 約0.4秒 |
付属品 | 充電式バッテリーNP-W126S(リチウムイオンタイプ) / 専用USBケーブル / ショルダーストラップ / ボディーキャップ / 使用説明書 / 保証書一式 |