製品特長
主な仕様
Portacapture X6
大事な音を確実に録る。録音を次のステージへ。
32bitフロート録音対応のポータブルレコーダー『Portacapture X6』は、カラータッチパネルとアプリランチャーシステムにより簡単に素早く録音を始められ、録り直しのできない収録で確実な録音をサポートします。ビデオグラファー、YouTubeクリエイター、ミュージシャン、レコーディングエンジニア、ポッドキャスターなど、コンパクトな機材で高品位な録音を必要とするクリエイターに向けた次世代ポータブルレコーダーです。
サンプル音源動画
Portacapture X6で機関庫に響く蒸気機関車の音を録る【SL大樹】東武鉄道下今市SL機関庫にて、機関庫内に響く「SL大樹 C11形123号機」のブラスト音などを録音しました。臨場感溢れる機関庫の反響音や、DL大樹の出庫シーンなどもお楽しみ下さい。
録音アプリで簡単収録
『Portacapture X6』は、2.4インチのカラータッチパネルとわかりやすいユーザーインターフェース「アプリランチャーシステム」により数回の操作のみで素早く的確に目的の録音を始められます。また、お気に入りの録音アプリ設定や入力設定を保存し瞬時に呼び出す※ことも可能です。※ アップデートにて2023年春対応予定。
映像制作での音声収録
ビデオグラファーにとっての使いやすさを考慮して開発された『Portacapture X6』は、映像・動画音声用のレコーダーとして活躍します。32bitフロートの音声処理とデュアルADコンバーターは突発的な音割れを防ぐ広いダイナミックレンジを実現し録り直しの許されない撮影において録音を強力にサポートします※1。録音ボタンを押せば、あとは撮影やコンテンツ制作に集中できます。また、別売のBluetooth®アダプター『AK-BT1』を装着することでAtomos UltraSync Blueなどの機器とワイヤレスタイムコード同期が可能※2。
これにより、複数のカメラやレコーダーを使用する収録において動画ファイルと『Portacapture X6』の音声ファイルを同期することが容易となり編集フローの効率化を実現します。
※1 アナログ段での音割れは復元できません。また、録音品質を100%保証するものではありません。
※2 アップデートにて2023年春に対応予定。
ささやき声から大音量のバンドサウンドまでシンプルな操作でレコーディングを成功させるために32bitフロート録音とデュアルADコンバーター技術を搭載。ささやき声から大音量のバンドサウンドまで確実に録音できる広いダイナミックレンジを実現し、高品質な録音を実現します。
手軽なステレオマイクからマルチマイク収録、PC収録まで多彩なシーンに対応
回転させることでA-B/True X-Y方式の切り替えが可能なステレオコンデンサーマイクを内蔵した『Portacapture X6』は、お好みのマイキングですぐに録音を始められます。
HDDA
さらに、ファンタム電源対応のXLR入力を2系統装備しお気に入りのマイクでも録音可能です。
マイクプリアンプには、ディスクリート回路のTASCAM HDDA (High Definition Discrete Architecture)を採用し低ノイズでクリアな音質を実現します。
また最大6トラック (4トラック + 2ミックス)のマルチ録音と同時に、最大6入力/2出力のUSBオーディオインターフェース※として機能しパソコンやモバイルデバイスで録音することもできます。
※ 2023年春のアップデートにて32bitフロート伝送にも対応予定。
スマートフォンからリモートコントロール
別売のBluetooth®アダプター『AK-BT1』を使用すればiPad、iPhone、Android用の無償アプリ『Portacapture Control』から録音・停止をはじめさまざまな設定操作を行うことができます。これにより、録音に最適な場所へPortacapture X6を設置し離れた所から操作可能です。
『Portacapture Control』
tascamx/AppStore/GooglePlay
パワフルな音声処理
『Portacapture X6』はただ録音するだけではありません。
音声のクオリティーに磨きを掛けることも可能です。
コンプレッサー、リミッター、ローカット、EQ、リバーブなど豊富なシグナルプロセッサーを内蔵。ノイズゲートで騒音を抑えることや、ボーカルにリバーブの響きを加えることも簡単です。
わずらわしい設定はお任せ
レコーディングの状況に応じて適切な設定を行うのは大変ですが、『Portacapture X6』ならわずらわしい設定はいらずプロジェクトの制作に集中できます。
音楽、声、フィールド録音、ライブ配信、ASMR、インタビュー、Vlog、ポッドキャストなどのシーンに応じて、事前に用意されているアプリとダイナミックプリセットを選択すれば簡単に録音が始められます。
機能一覧
・2.4インチのカラータッチパネルを採用し直感的な操作を実現
・最大96kHz/32bitフロート録音
・最大6トラック (4トラック+2ミックス)のマルチトラック録音
・アプリランチャーランチャーシステムの6つの録音アプリ:『マニュアル』、『ボイス』、『ポッドキャスト』、『ミュージック』、『フィールド』、『ASMR』
・A-B方式とTrue X-Y方式の切り替えが可能なステレオコンデンサーマイク搭載
・2系統のXLRマイク/ライン入力を装備、ファンタム電源 (+24V/+48V)に対応
・32bitフロート処理により音割れせず、高い解像度を保った録音を実現※1
・6in/2outの32bitフロート対応USBオーディオインターフェース機能※2
・別売Bluetooth®アダプター『AK-BT1』装着により、モバイルアプリ『Portacapture Control』からのリモートコントロールが可能
・別売Bluetooth®アダプター『AK-BT1』装着により、ワイヤレスタイムコード同期に対応※3
※1 アナログ段での音割れは復元できません。また、録音品質を100%保証するものではありません。
※2 2023年春のアップデートにて32bitフロート伝送にも対応予定。
※3 アップデートにて2023年春に対応予定。
同梱品
・Portacapture X6 x 1
・単3形アルカリ乾電池 x 4
・取扱説明書 (保証書付き)
・TASCAM ID 登録ガイド
アクセサリー(別売)
・Bluetooth®アダプター :AK-BT1
・ACアダプター:PS-P520U
・ウィンドスクリーン:WS-86
仕様説明
レコーダー部仕様 | ? |
---|---|
記録メディア | microSDカード (64MB - 2GB)、microSDHCカード (4GB - 32GB)、microSDXCカード (48GB - 512GB) *Class 10以上のカードが必要 |
録音再生フォーマット | ? |
WAV (BWF) | 44.1k/48k/96kHz、16/24-bit、32-bit float |
MP3 | 44.1k/48kHz、128k/192k/256k/320kbps |
チャンネル/トラック数 | ? |
入力チャンネル数 | 最大4 チャンネル |
録音トラック数 | 最大6 トラック (4トラック、ステレオミックス) |
アナログオーディオ入力定格 | ? |
マイク入力 (バランス) | ? |
入力端子3-4(入力選択を「MIC」設定時) | ? |
コネクター | XLR-3-31 相当 (1:GND、2:HOT、3:COLD) (MIC 入力選択時のみファンタム電源対応) |
入力インピーダンス | 2.2k Ω以上 |
最大入力レベル | +2dBV |
最小入力レベル | -75dBV |
入力端子3-4(入力選択を「LINE」設定時) | ? |
コネクター | XLR-3-31 相当 (1:GND、2:HOT、3:COLD) |
入力インピーダンス | 9k Ω以上 |
規定入力レベル | +4dBu (GAIN 設定最小) |
最大入力レベル | +24dBu |
最小入力レベル | -53dBu |
ライン入力 (アンバランス) | MIC/EXT IN 端子(プラグインパワー対応) |
コネクター | φ 3.5mm (1/8")ステレオミニジャック |
入力インピーダンス | 10k Ω以上 (プラグインパワーOFF時) 1.8k Ω以上 (プラグインパワーON時) |
規定入力レベル | -20dBV (GAIN 設定最小) |
最大入力レベル | 0 dBV |
最小入力レベル | -67 dBV |
アナログオーディオ出力定格 | ? |
ライン出力 (アンバランス) | LINE OUT 端子 |
コネクター | φ 3.5mm (1/8")ステレオミニジャック |
出力インピーダンス | 210Ω |
規定出力レベル | -14dBV |
最大出力レベル | +6 dBV |
ヘッドホン出力 | ヘッドホン端子 |
コネクター | φ 3.5mm (1/8")ステレオミニジャック |
最大出力 | 45mW + 45mW (THD + N 0.1% 以下、32 Ω負荷時) |
内蔵スピーカー | 0.4W (モノラル) |
USB | ? |
端子 | USB タイプC |
転送方式 | USB2.0 High-Speed |
デバイスクラス | マスストレージクラス/USB オーディオクラス 2.0 (USBクラスコンプライアント) |
USB オーディオ | ? |
サンプリング周波数 | 44.1k / 48k / 96kHz |
量子化ビット深度 | 24 bit |
入力数 | 6チャンネル (本機からの出力) |
出力数 | 2チャンネル (本機への入力) |
Bluetooth 機器接続端子 | Bluetooth アダプター (AK-BT1)専用 |
Portacapture Control | ? |
iOS/iPadOS デバイス | iOS 16/iPadOS 16、iOS 15/iPadOS 15、iOS 14/iPadOS 14 |
Android デバイス | Android 11、Android 10 注) 互換性があることを確認していますが、全ての端末での動作を保証するものではありません。 |
電源 | 単3形電池4本 (アルカリ乾電池、ニッケル水素電池またはリチウム乾電池) パソコンからのUSB バスパワー 専用AC アダプター (TASCAM PS-P520U、別売) |
消費電力 | 7.5W (最大時) |
外形寸法 | 75 x 174.3 x 37.2 mm (W x H x D、突起を含まず) |
質量 | 365g/265g (電池を含む/電池を含まず) |
動作温度 | 0 - 40°C |
同梱品 | Portacapture X6 × 1 単3形アルカリ乾電池 × 4 取扱説明書 (保証書付き) × 1 TASCAM ID登録ガイド × 1 |
電池持続時間 (連続使用時)
電池 | 使用条件 | 持続時間 |
---|---|---|
アルカリ乾電池 (EVOLTA)使用時 | 入力端子1-2 入力 ファンタム電源未使用 STEREO WAV (BWF) / 44.1kHz 24bit で録音 POWER SAVE MODE オン | 約13時間30分 |
入力端子1-2 入力+入力端子3-4 入力 ファンタム電源使用時 (+48V、負荷:3mA x2) STEREO WAV (BWF) / 44.1kHz 24bitで録音 POWER SAVE MODE オフ | 約5時間30分 | |
ニッケル水素電池 (eneloop)使用時 | 入力端子1-2 入力 ファンタム電源未使用 STEREO WAV (BWF) / 44.1kHz 24bitで録音 POWER SAVE MODE オン | 約11時間 |
入力端子1-2 入力+入力端子3-4 入力 ファンタム電源使用時 (+48V、負荷:3mA x2) STEREO WAV (BWF) / 44.1kHz 24bitで録音 POWER SAVE MODE オフ | 約5時間30分 | |
リチウム乾電池 (Energizer ULTIMATE LITHIUM)使用時 | 入力端子1-2 入力 ファンタム電源未使用 STEREO WAV (BWF) / 44.1kHz 24bitで録音 POWER SAVE MODE オン | 約22時間 |
入力端子1-2 入力+入力端子3-4 入力 ファンタム電源使用時 (+48V、負荷:3mA x2) STEREO WAV(BWF) / 44.1kHz 24bitで録音 POWER SAVE MODE オフ | 約11時間30分 |
注) ファンタム電源を使用時には、ご使用になるマイクにより持続時間が短くなる場合があります。
オーディオ性能
マイクアンプEIN (入力換算雑音) | ? |
入力端子3-4 (MIC IN) | -125dBu 以下 |
周波数特性 | ? |
入力端子3-4 → PCM データ | 48kHz時 20-20kHz:+0dB/-0.3dB 96kHz時 20-40kHz:+0dB/-0.7dB |
ダイナミックレンジ | ? |
入力端子3-4 → PCM データ (20kHz SPCL LPF + A-Weight) | 112dB 以上 (48k/96kHz時) |
全高調波歪率 (THD+N) | ? |
入力端子3-4 (LINE IN) → PCM データ、1kHz サイン波、?5dBFS 入力、GAIN 設定最小、20kHz SPCL LPF | 0.008% 以下 |
入力端子3-4 (MIC IN) → PCM データ、1kHz サイン波、?5dBFS 入力、GAIN 設定最小、20kHz SPCL LPF | 0.006% 以下 |
注)JEITA:JEITA CP-2150 準拠
録音時間
ファイルフォーマット (録音時の設定) | カード容量 | ||
32GB (microSDHC) | 128GB (microSDXC) | ||
MP3 320kbps (ステレオ) | 44.1kHz | 222時間13分 | 888時間53分 |
WAV 16ビット (ステレオ) | 50時間23分 | 201時間33分 | |
WAV 24ビット (ステレオ) | 96kHz | 15時間25分 | 61時間43分 |
WAV 32ビット float (ステレオ) | 96kHz | 11時間34分 | 46時間16分 |
・上記録音時間は理論値であり、ご使用の microSD カードにより異なる場合があります。
・上記録音時間は連続録音時間ではなく、microSD カードに可能な録音合計時間です。
・モノラル録音の場合は、上記録音時間の約 2 倍の時間となります。
・デュアル録音の場合は、上記録音時間より短くなります。
動作条件
Windows
対応パソコン | USB2.0を以上装備したWindows対応パソコン |
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Mac
対応パソコン | USB2.0以上を装備したMac |
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