ボディ単体よりこのレンズを付けたほうが軽く感じるのは、いつでも写真が撮れる楽しさから。重量わずか90gと付けていることを忘れる軽さ。収納や携帯性に優れた全長23mmの薄さ。6群8枚(うち非球面2枚)のレンズを使用しながら、GFXや放送用レンズで培った加工技術によるレンズの薄肉化と精度に加え、外装・構造部品を極限までシェイプしたことにより、最小最軽量のレベルまで23mmを小型化。
付けたほうが軽い?
携帯性を向上させながら操作性も追求。レンズの根本にローレットを施すことでホールドしやすく、交換時に滑りづらくした。さらにMFリングの操作で絞りリングに干渉しないよう固定式リングを配置。小さな筐体に様々な工夫が凝縮され、小型化の弊害をなくしてストレスのない撮影体験を追求。
最初の記憶、いつもの眼差し
Xシリーズの始まりとしてX100に選ばれた23mm。その理由は、私たちの眼差しに似て自然に感じられ、写真に撮りたくなるものを多くカバーできると考えたから。あらゆるレンズの中で、いちばん笑顔を見つめてきた画角かもしれない。Xシリーズで高い人気を誇ってきた23mmのレンズは、圧倒的な解像性能と高速・高精度AFで細部まで美しく捉えるXF23mmF1.4、柔らかな印象のボケ感と小型軽量で扱いやすいXF23mmF2。そこに加わったのは、圧倒的な小型軽量と高い解像力を併せ持つニュースタンダード。クリアな眼差しが日常をさらに美しく見せてくれる。
リッチに味わうパンケーキ
小型軽量のレンズにありがちな画質への妥協はこのレンズにはない。GFレンズをはじめとして培われたレンズの加工技術を駆使してレンズ構成をリッチに、非球面レンズを2枚採用し画面中心から周辺まで収差を極限まで抑えた高水準の解像性能を実現。絞り羽根は11枚を採用し、円形に近い美しいボケ味を楽しむことができる。
寄り添うまなざし
花の香りを嗅ぐ、肌に頬を寄せる、動物の毛を撫でる。好きなものに出会ったとき、近づきたくなるのは本能。笑顔、料理、花束、お気に入りの靴や服など、画面いっぱいに撮ることができる。画質への影響がない範囲で、センサーへの入射角度を見直したことで、小型でありながら最短撮影距離20cmを実現。全群繰り出しのフォーカス方式を採用し、撮影距離による収差の変化を起こさず均質な高画質を保持
AFまでも軽やか
持っていることを感じさせない軽いレンズは、動いていることが感じられない軽やかなAFがいい。6群8枚のレンズを全群繰り出しにすることで、歪曲収差を抑制しながら高精度なAFを実現。フォーカス群の移動量が小さいことと、DCモーターを採用することで、速さに妥協はない。
傘よりも自由、レインコートより身軽
休日が雨でも写真は撮りたい。傘は手が自由にならず、レインコートだと行動が制約されがち。このレンズならどちらもいらない。これだけ小さく、さらに防塵防滴構造で、-10℃の耐低温構造を採用。コンパクトなフードも同梱されていて外部からの衝撃や埃もケア。雨や暴風のような気象条件だけでなく、砂浜などタフな場所での撮影にも安心。
| 型番 | XF23mmF2.8 R WR |
|---|---|
| レンズ構成 | 6群8枚(非球面レンズ2枚) |
| 焦点距離 (35mm判換算) | f=23mm35mm) |
| 画角 | 63.4° |
| 最大口径比 (開放絞り) | F2.8 |
| 最小絞り | F16 |
| 絞り形式 | 羽根枚数 11枚(円形絞り)ステップ段数 1/3ステップ (全16段) |
| 最短撮影距離 (撮像素子面からの距離) | 0.2m |
| 最大撮影倍率 | 0.15倍 |
| 外形寸法 最大径 $\times$ 長さ* (約) | Φ61.8mmx23mm(* 先端よりマウント基準面まで) |
| 質量* (約) | 90g(* レンズキャップ・フード・三脚座含まず) |
| フィルターサイズ | Φ39mm |
| 同梱品 | レンズフロントキャップ FLCP-39II レンズリアキャップ RLCP-001 レンズフード LH-XF27 レンズフードキャップ LHCP-27 ラッピングクロス |


