製品特長
主な仕様
APO-LANTHAR 28mm F2 AsphericalVM
既発売のAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMAPO-LANTHAR 35mm F2 AsphericalVM、APO-LANTHAR 50mm F3.5 VMに続く、フォクトレンダー史上最高性能を有するVMマウント広角レンズです。
フルサイズMマウントセンサーに最適化され、アポクロマート設計により軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除するとともに、解像力やコントラスト再現性に関しても究極の性能を追求(添付MTFチャートを参照)。
8群12枚構成のレンズには異常部分分散ガラス6枚、両面非球面レンズ2枚を投入し、28mm F2という大口径広角レンズの価値観を一変させる性能を誇ります。
究極の性能という技術者の夢は時として独善に陥り、レンズのサイズや重量が増えることで撮影者の喜びとつながらない場合もあります。フォクトレンダーのレンズは、妥協のない光学性能を達成しながら、ハンドリングにも優れているべきであると私たちは考えます。
APO-LANTHAR 28mm F2 Aspherical VMの目指した究極の光学性能とコンパクトさの両立は、その理想形の一つであり、マウント面からの全長は50.0mmと既発売の準広角レンズAPO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VMよりもさらに短く、引き締まったサイズ感を実現しています。
また、12枚からなる絞り羽根は円形に近く、点光源などのボケも素直に描写します。
本レンズは、距離計連動式のデジタルおよびフィルムカメラでの使用を前提に設計されています。
高精度な距離計連動機構を搭載し、総金属製のヘリコイドリングによるシルキーな操作感覚とともに伝統的な光学式レンジファインダーを用いたピント合わせの醍醐味が味わえます。
距離計に連動する最短撮影距離は0.7m(装着するカメラにより異なる)ですが、そこから更にヘリコイドを繰り出し、0.5mまで撮影可能。フローティング機構を搭載し、近接撮影時でも高性能を発揮します。
同梱の金属製バヨネットフードは専用設計で、遮光効果とブライトフレームのケラレ双方を考慮した花形のデザインを採用。リバース装着も可能です。
*本レンズは当社のマウントアダプターを介してソニーEマウント、富士フイルムXマウント、ニコンZマウントのデジタルカメラに装着することが可能ですが、Mマウントカメラ用センサーに最適化していることから、これらのカメラでは本来の光学性能は発揮できませんのでご注意ください。
| 焦点距離 | 28mm |
|---|---|
| 口径比 | 1:2 |
| 最小絞り | F16 |
| レンズ構成 | 8群12枚 |
| 画角 | 74.0° |
| 絞り羽根枚数 | 12枚 |
| 最短撮影距離 | 0.5m |
| 距離計連動範囲 | ∞~0.7m(カメラにより異なる) |
| 最大径 | Φ55.mm(突起部除く) |
| 全長 | 50.0mm |
| フィルターサイズ | Φ49mm |
| 重量 | 265g |
| 付属品 | 専用フード(リバース装着可) |



