製品特長
主な仕様
ライカSL用の望遠ズームレンズ
「ライカ バリオ・エルマリート SL f2.8-4/24-90mm ASPH.」に続く望遠側の焦点距離をカバーする大口径望遠ズームレンズです。これら2本のレンズで24~280mmの画角をカバーできます。光学系に採用した新開発のダブルインナーフォーカス方式により、プロ仕様のカメラシステムで最速のオートフォーカス性能を実現しています。
レンズ構成
レンズ構成は17群23枚です。そのうち7枚のレンズが異常部分分散ガラスからつくられており、色収差の低減に貢献しています。フォーカシングに応じて移動する2枚のレンズのメカニズムには、ステッピングモーターを利用してレンズを直線的に移動させるという駆動方式を開発・採用しました。
そのため、フォーカシングやズーミングを行ってもレンズの全長は変化せず一定のままです。全体的なデザインは人間工学に基づいており持ち運びやすくなっています。
また、反射や迷光を抑えるレンズフード、三脚を取り付けるための着脱式プレート、ロック機能付きのリング式三脚座を付属しています。
リング式三脚座はカメラ本体を回転させて90°ごとに固定できるので、縦位置にも横位置にも素早く固定できます。
テクニカルデータ
画角 (対角線、水平、垂直) 90/280mmの場合: | ライカSL (Typ 601):約26°, 22°, 15° / 9°, 7,5°, 5° ライカT (Typ 701):約17°, 15°, 10°* / 6°, 5°, 3°** (35mm判換算焦点距離約135~420mm相当) |
---|---|
レンズ構成 | 17群23枚 |
撮影距離 | 0.6/1.4m~∞ |
最短撮影範囲/ 最大撮影倍率 (90/280mmの場合) | ライカ SL (Typ 601):約114 x 171mm/1:4,8 / 120 x 180mm/1:5 ライカ T (Typ 701):約76 x 171mm/1:4,8 / 80 x 180mm/1:5 |
設定方式 | 電子制御式 カメラ本体の設定ダイヤル(クリックダイヤル)で設定 (1/2段) |
最小絞り | F22 |