【GIN-ICHIスタッフブログVOL.16】気軽にチャレンジ!手持ちの機材を活かした配信機材のご紹介♪

こんにちは!

みなさん週末はどうお過ごしになりましたか?
先日、コーヒーを淹れる機器を一式揃えたため
最近はコーヒー豆から挽いて、淹れています。
まだまだ練習は必要ですが、豆から挽いたコーヒーの香りは格別ですね♪

さて、コロナの影響もあり
最近よく、ネット動画配信用機材のご相談をいただきます。

自宅や、会社にいながら情報発信のできるネット動画配信は
今様々な分野で注目されていますが、
実際に、大掛かりなスタジオや、テレビのような設置をするのは、とてもとても難しいです。
それこそちょっと前までは、それなりの機材を用意しなければ、ネット配信はできない時代でした。

しかし、今は
スマートフォン一つでもできるような時代になり、
スマートフォンよりも、もうちょっとクオリティの高い配信も気軽にチャレンジできます!

どういった配信をしたいのか、内容や目指すクオリティにより
必要な機材も変わってくるところではありますが、
今回は、
なるべく簡単に!シンプルに!すでにある機材を活かして!
できる配信セットをご紹介していきたいと思います♪

今回は、Youtube LiveやFacebook Liveなどで
1人もしくは2人の演者さんがトークをし、
PCのモニターに資料などを映し出しながら、配信をする想定で組んだセットです!



<使用した機材>





現場はこんな感じです!


これを上から配置図で見ると、このようになります。



カメラ①は
会場用モニターと演者さんを両方押さえる引きの映像を撮っています。
これをHDMIでミキサーに入れています。



カメラ②は
演者さんのアップを押さえた映像を撮っています。
これもHDMIでミキサーに入れています。
このカメラがあることで、演者さんが何か物をもって説明する際や、
演者さんの表情をきちんと写したい!という時にも対応できます。


そして演者さんが説明に使っている資料などを出しているPCを
そのままHDMIでミキサーに入れています。

これで、配信したい映像はすべてストリーミングミキサーに集約されました!
今回使用しているVR-1HDはHDMI3ポートに入った映像をスルーで出力できる機能があるため
HDMIで出力したPCの映像を、そのまま会場用のモニター(今回は50インチのテレビ)に出します。

これがあることで、モニターに表示されている資料を指しながら説明したりすることができます。


また演者さんには、ワイヤレスピンマイクをつけています。


ピンマイクであれば、演者さんのしゃべっている声だけを的確に録ってくれるので
このような配信の際には、特におすすめです。
(マイクについて詳細を知りたい方は、過去のスタッフブログをご参照ください)



演者さんについたマイクの送信機から飛ばされた音声は ストリーミングミキサーについた、受信機にワイヤレスで飛び、
直接ストリーミングミキサー内で、音量の調整などができます。


※今回使用しているWirelessGoをVR-1HDで使用するためには VXLR+が必要になりますのでご注意ください。




今回は1人のため、1つしか繋げていませんが、
VR-1HDには2チャンネルまで入るため、演者さんが2人いた場合でも
ミキサー内で2チャンネル同時に音量などの調整ができることも、ストリーミングミキサーを使うメリットです。

そして、今回は
撮影している映像の確認用モニターとして、ATOMOS SHOGUN INFERNOをミキサー横に置いています。



このモニターで、ミキサーの設定や、スイッチングされた映像などを確認しています。
また、SHOGUNなどのレコーダーとしても使えるモニターであれば
生配信だけでなく、収録をモニター内でしておくことも可能になります。
万が一、配信中にネットが途切れてしまってPC側で見ることができなくなってしまっても
モニターレコーダーに収録しておけば、あとから動画をアップすることもできるので安心です!

そして、このVR-1HDのメリットは
USBケーブル1本で、そのままPCに挿して、そのまま配信が可能です。
USBで繋ぐと、内蔵カメラの一つとしてミキサーを感知するので
キャプチャーボードなどのエンコーダーを用意する必要がありません。

配信を始める際に、初心者が一番つまずきやすいポイントが、このキャプチャーボードのところだったりするので
難しいことを考える必要のないVR-1HDはとってもおすすめです♪

さて、全部繋ぐと
ミキサー周辺はこんな感じになります。





あとは、配信を始めるだけ!
演者さんや資料を見ながら、簡単に映像の切り替えができます!
カメラ①で録った映像



カメラ②で録った映像



PCから映像



また、このVR-1HDにある便利機能の一つとして、オートスイッチングという機能があります。
設定した秒数で、自動的に、映像3つを切り替えてくれます。
ワンオペで、自分が喋り、自分で配信して。という際には、スイッチングするタイミングがないですよね?
オートスイッチング機能を使えば、ミキサーを触ることなく、視聴者を飽きさせないカメラワークを自動で行ってくれます。
写真内の緑のボタンがオートスイッチングのボタンです。




ボタン一つでON/OFFできるので
しばらくPCの資料だけにして終わったら、またすぐオートにしたい!という場合でも
簡単に切り替えができます。

これで、OKです!!いかがでしょうか?
カメラはすでにお持ちのものでも大丈夫ですし、
三脚も、据え置きにしてしまうのであれば、スチール用三脚でも代用可能です。
なので、ストリーミングミキサーとマイクと確認用モニターだけ用意すれば簡単に始めることが可能です!
どうでしょうか?
なんとなくでも、自分で出来そうだなぁと感じていただけたら幸いです。

とはいえ、自分でいきなり始めるのは怖い。。。
という方は是非、スタジオショップにご相談ください!
今回ご紹介したセットを実際に、触ってご体感いただけます♪
配信に使うPCなどお持ちのものをご持参いただければ、テストも可能です!
これを機会に、挑戦してみませんか?
是非ご相談お待ちしております!!



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