最終更新日:2024.1.31
こんにちは!
今年は12月中旬まで、冬とは思えない気温だったので
なおさら寒さが堪えますね....
年末まであと少し!!残りわずか、がんばりましょう!
さて、今日は
今までも何回かご紹介してきたProfotoについてのお話しをしたいと思います♪
2020年3月の
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.8】Profotoの魅力たっぷり!バッテリーストロボの選び方
から始まり
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.15】世界最小スタジオライトProfoto A1を+αで使いこなす!
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.23】 Profotoアンブレラを制す!それぞれの違いと特徴のご紹介♪
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.38】 OCFⅡアクセサリーでもっと便利に!新しいProfotoライトシェーピングツールの違いを解説♪
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.63】Profoto Aシリーズの可能性を広げよう!
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.86】新製品Profoto A2を徹底解剖!
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.88】待望の新機種!!Profoto Connect Proを詳しくご紹介
と、度々ブログでもご紹介してきたProfoto製品。
この4年弱の間にも、様々な進化をし、次々魅力的な製品が登場しています。
その中でも
大きな進化を遂げているのが
超小型ストロボながら、スタジオライトクオリティのAシリーズ。
そして、そのアクセサリーとなるClicアクセサリーです。
2017年に発売した初代A1の発売と同時に誕生したClicアクセサリー。
ストロボ発光面に取り付けられたマグネットと、アクセサリー取り付け部のマグネットを使い
ワンタッチでの着脱を可能にしたClicアクセサリーは
その手軽さと、小さいながらもしっかりしたライトシェーピングのクオリティで
Aシリーズの活用には欠かせない存在となりました。
そんなClicアクセサリーですが
近年、怒涛の勢いでアクセサリーの種類が増えているのはご存じでしょうか?!
前置きが長くなってしまいましたが
今回は、その進化を遂げたGIN-ICHIおすすめの最新Clicアクセサリーをまとめてご紹介していきます♪
*革命的!ワンタッチ式のClicソフトボックスは使ったら戻れない!!
次々登場してきたClicアクセサリーの中でも
特に話題、そして実際に使ってみると便利!!となったアクセサリーがこちら
Clicソフトボックスです。
すでに、発売から2年近くたつアクセサリーですので
どちらかでご覧いただいたり、すでにご使用になっている!という方も多いかもしれませんが
何と言っても、このソフトボックス、
設置、撤収の楽ちんさが、今までの非じゃない!!!
今までのストロボ用ソフトボックスというと
スピードリングと、ボックスをそれぞれ用意し、
骨一本ずつ、リングにはめて組み立ていく形でした。
そのため、骨の数が多かったり、ボックス自体が大きかったりすると、もう!!
組み立てるのはもちろんのこと、撤収時には、がっちりはまった骨を抜くのに
怪我するんじゃないか?!と思うほど力を込めて、作業していた方も少なくないのではないでしょうか?
もちろん、別々になっていることで、それぞれのパーツの補充や、修理のしやすさ
ガッチリはまることで、現場でトラブルのない堅牢性などもあります!
でも、ロケ先に行って
限られた時間、スペースの中
もう1カット、ボックスを使ったライティングをしたいけど、時間もないし諦めるしか....
という経験、みなさまあるのではないでしょうか?
そんな時、強い味方が
このClicソフトボックスです!!!
使い方は簡単♪
折り畳まっているこの状態から
![](https://images.ginichi.com/staffblog_img/staffblog116_001.jpg)
ボックス側を、本体取り付け側にぐっと引き上げるだけ!!
パチンというまではまりきれば、完成です!(手だけ挟まない様にご注意ください)
取り外しも簡単!
こちらのつまみ部分を、指で押すだけ!
ワンタッチで、折りたためるので、5秒で撤収完了です笑
さらに、
このClicボックスの魅力がもう一つ。
この取手部分の先は、ダボが刺さる形になっています!
このままスポッとスタンドに刺し
根本の部分を、回すだけでロック!
A10や、A2などのストロボ側をスタンドに刺した状態で
Clicソフトボックスをつけていただいても問題はありませんが
どうしても、ボックス側に重心が行ってしまい、小型スタンドの場合などは、倒れてしまう恐れがあります。
そのため、このClicソフトボックスをご使用の場合は、ボックス側をスタンドにつけ
ボックスのマグネット部分に、本体をつける形で取り付けるのがおすすめです!
ただ、この形じゃ、ストロボの角度を変えられないじゃないか....!!!という方
安心してください。ワンタッチですよ...!!!
このClicソフトボックスのグリップ部分にある、このレバー
ここをグリップごと握るだけで!
根本部分の角度調整機構がフリーになるので、お好きな角度に変えることが可能です!
もう、めちゃめちゃ便利です!!
Aシリーズお使いのみなさまには、全員に使っていただきたい!と思うぐらい便利です。
そして...!
今年2月に
70cmバージョンと、80cmバージョンも登場しました!
![](https://images.ginichi.com/staffblog_img/staffblog116_011.png)
![](https://images.ginichi.com/staffblog_img/staffblog116_012.png)
![](https://images.ginichi.com/staffblog_img/staffblog116_014.png)
サイズラインナップが増えたことで、ポートレートでの活用はもちろんのこと
このClicソフトボックスと、Aシリーズの最軽量の組み合わせであれば
約900gと、超軽量!!!
そのため、
こういった簡易のブームスタンドでも、問題なく設置可能です。
ロケでの料理撮影など、商品撮影のトップライトとしての活用もおすすめです♪
ただ一つご注意点が!!!
このClicソフトボックスと、同じくClicシリーズのグリッドやフィルターなどと
併用できるというのも、このマグネットシステムであるClicシリーズの魅力の一つなのですが
その場合
必ず、ソフトボックスのインナー側に、グリッドやフィルターを装着してください!!!
ストロボ灯体側に、グリッドやフィルターを装着し、その上からClicソフトボックスをつけた場合
磁力が弱まってしまい、ストロボの落下の恐れがあります!
ソフトボックスを閉じた状態で、
ソフトボックスの内側に、アクセサリーを取り付けます。
そのあと、通常通り
Clicソフトボックスを組み立て、ストロボを装着し、設置してください!
しっかりはまっていない状態で、ぱっと見くっついている様に見えてしまうので
ご自身での設置はもちろんのこと、アシスタントさんや、一緒に撮影されている方にも
しっかり情報を共有していただければと思います。
*光量一気にパワーアップ!色々使えるClicマグナム
さて、次はストロボアクセサリーとして定番ながら
今年満を持して発売された、Clicマグナムをご紹介いたします!
マグナムリフレクターは、今までも長年定番品としてジェネレーターストロボの時代から愛用されてきたアクセサリーの一つで、
OCFシリーズから発売されているOCFマグナムリフレクター をご愛用されているという方も多いのではないでしょうか?
本来のハードリフレクターの目的でもある、照射角度のコントロールという部分でも
62度から37度に狭めることができる効果的なアクセサリーでもありますが
その魅力は、なんと言っても光量アップ!
ハードリフレクターならではの、リフレクター内部の加工により
このClicマグナムを取り付けるだけで、約1.5段分の出力を上げることが可能です!
どうしても灯体が小さい分、他のProfotoストロボと比べ光量が小さいAシリーズ。
しかし、小さいからこそ
背景に仕込んだり、外ロケで日中シンクロで使いたい!というご要望も多い中
他のストロボとの組み合わせでも十分活躍させることができるのが、このマグナムリフレクターです!
重ね付けできるClicシリーズだからこそ、CTOフィルターと組み合わせ、夕日に見立てた日中シンクロでの活用もおすすめです♪
さらに、Clicマグナムのフロント側に取り付ける、専用のグリッドも付属しているため
より照射角を狭め、人物のバックライトに、より強く輝くライティングを作り出す...などの活用にもおすすめのアクセサリーです♪
*今までにない唯一無二のライティングを。Clicフレネルで印象づける!
同じく今年発売したアクセサリーの一つに
Clicフレネルが登場したことは、ご存じでしょうか?
近年では、LEDのアクセサリーとして
フレネルがよく使われる様になり、意外と身近な方も多いかもしれませんが
またストロボでのフレネルは、一味違った印象で、新たな一面を見せてくれます!
A2にこのClicフレネルを取り付けた場合
照射角度は、62 度から34度と狭くなります。
しかし、それだけではないのが、このフレネル。
照射角度は狭くしつつも、中央部に光を集光させるため、
光の中心部は約1.5段分上がり
そこからじわっっと減光していく
他にはない、効果が期待できるアクセサリーです。
なかなか、言葉で効果を説明するのが難しいのですが
定期的に銀一スタジオショップで開催しているProfoto体験会にて
お試しいただくと、「おおー!面白い!」と言っていただけることの多いアクセサリーです。
*マグネット式のClicだからこその活用を!Clicグリッド&フィルター
ここまで、Clicアクセサリーの中でも、おすすめの製品をご紹介してきましたが
まだまだ他にもございます!
特に、このClicシリーズが始まって比較的初期から登場した
Clicグリッドと、Clicフィルターは、大定番!
特に、グリッドは
ポートレート撮影や、商品撮影の際に
ポイントポイントに仕込むライティングに、小型なAシリーズだからこその活用で、すでにとてもご好評いただいているアクセサリーです。
ご存じの方も多いとは思いますが
グリッドとは、光に指向性を作り、周辺の光を落とすことで、陰影がはっきりした、ハードライティングを作り出すアクセサリーです。
上記のキットの場合、
Clic グリッド 20°と Clicグリッド10°の2つがセットになっていますが
数字が小さくなるほど、目が細かいグリッドになります。
そして、Clicグリッドだからこその意外と知られてない活用法として
『重ね付け』があるのはご存じでしょうか?!
グリッドを2つ重ねることで、より目が細かくなり、効果を高めることができるのも、
Clicシリーズのマグネット式だからこそ!
ぜひお試しください♪
またカラーフィルターについては、色補正はもちろんのこと
実は、Profoto体験会にてお試しいただくことが最も多いのが、色効果フィルターです。
あまりライティング自体に色をつけるという感覚が、イメージしづらい部分があるかもしれませんが、実は様々な活用法があり
メインライトにつけてしまうと、ポートレートの場合
顔や、肌も含め全てに色が乗ってしまい、なかなか使い所が難しいシーンが多くなってしまうかもしれませんが
例えば、フィルライトやバックライトに仕込むことで
少し影になった部分に色がのり、通常の光では出せない世界感をさりげなく演出することができます♪
また、背景用のストロボに仕込むことで
ただの白背景が、まるで背景紙を変えたかの様に、様々な色に変化!
現場で背景紙を変える作業は、どうやってもある程度手間がかかってしまう作業ですが
このClicフィルターを使えば、ワンタッチで七変化!!
いかがでしたでしょうか?
Profotoの魅力の一つでもある、ライトシェーピングツールは
ストロボの可能性を、何倍にも広げてくれるアイテムです♪
ぜひ、気になるものがあれば
スタッフまでご相談くださいませ!