『はじめてのスタジオ撮影セッティングガイド!』<照明用スタンド>





照明機材を立たせるためには欠かせないスタンド。
カメラを設置するための『三脚』と混同しがちですが、三脚は、3本の足それぞれが伸縮し高さが調節できる一方で、スタンドは真ん中の支柱を伸縮させることで高さを調節します。
照明機材の設置には『スタンド』が必要となりますので、ご注意ください。

スタンドと一言に言っても様々種類がございますが、今回は定番のものをご紹介いたします。






・ライトスタンド


ストロボや、LEDを設置するときに一番よく使われるスタンドが、ライトスタンドです。
アルミパイプを組み合わせてできた3本足で、真ん中の支柱を支えます。
支柱の上が、オスになっているものと、メスになっているものがあり、ストロボやLEDの差し込み部分が、オスになっているものかメスになっているものかによってスタンド側も決まるため、どちらが使えるかご注意の上、お選びください。
種類によって高さが変わります。
どれぐらいの高さまで上げる必要があるのかを決めて、お選びください。

上記でメスになっているスタンドとオスになっているスタンドがあるとお話しましたが
本当に照明機材等によってバラバラなので、スタンドはメスで揃えていただくのがおすすめです。
ストロボやLEDもメスになっている場合は


こちらがあれば、特段大きな照明機材などでない限り、つけることが可能です。合わせて一緒にご購入をおすすめします。





・センチュリースタンド


Cスタンドという商品名のものも多いセンチュリースタンド。
ライトスタンドよりも、大型で重量感のあるスタンドが多いのが特徴です。
そのため、より大きな照明機材や、安定したセッティングを作りたい場合には、ライトスタンドではなくセンチュリーがおすすめです。
ただ、かなり重量のあるスタンドなので、外に持ち出すことが多い場合にはご注意ください。
撮影スタジオには、定番で入っているスタンドで、プロの現場では欠かせないスタンドです。
キットの場合、グリップと、アームがセットになっており、スタンドが垂直方向に対し、水平方向にもアームが出るように設計されています。
これにより商品の真上に照明機材を取り付けたい場合や、アームの部分を背景紙やディフューザーを取り付ける部分としても
お使いいただけるようになっています。

ライトスタンド同様、トップがオス、メスそれぞれあります。
またキットに含まれるグリップや、アームもそれぞれ単品での販売、種類がございますので
用途に合わせて組み合わせてお使いいただくことも可能です。










・ブームスタンド



通常時は、ライトスタンドの少し大きい版としてもお使いいただけるコンビブームスタンド。
一番上の段を伸ばしていくと、横に倒れるようになっています。
倒していただくと、ブームスタンドの形になり
照明機材などを上から吊るす形での設置が可能になります。
商品撮影の時に、定番で行うライティング方法で、『トップライト』を簡単に設置することが可能なスタンドです。 一緒に同梱されているウエイト袋には、別売の鉛粒<リンク>をいれて、ブームの端にひっかけて、バランスをとるようにお使いください。
ただ、こちらは簡易的なブームスタンドになりますので、 重たい照明機材を設置する場合には不向きです。





重たい機材を搭載してブームをお使いになりたい場合は、



こういったブームアームとセンチュリースタンドの組み合わせでご使用ください。



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