製品特長
主な仕様
「最高画質の追求」をさらに先鋭化させ、開放値F1.2を実現した「ミラーレス時代のArtライン」
フルサイズのLマウント用、およびソニー Eマウント用AFレンズとしては初となる、開放値F1.2の広角レンズです。浅い被写界深度を活かしたポートレートなど、圧倒的な解像感と、大きなボケを活かした作品作りが可能です。「最高画質の追求」というArtラインの開発コンセプトをさらに先鋭化させ、カメラ内の光学補正機能も活用しつつ、後処理が困難な収差は光学設計により徹底的に補正し、解像感を高めています。
※ 製品名について:イメージサークルを35mm判サイズに合わせて設計したレンズには「DG」を、ショートフランジバックを採用したミラーレスカメラに最適な設計を行ったレンズには、製品名に「DN」を記します。
SIGMA初、開放値F1.2の大口径単焦点レンズ
焦点距離35mmの大口径レンズとして最高性能を追求し、さらに開放値F1.2を実現させた「ミラーレス時代のArtライン」です。12群17枚というレンズ構成に、SLDガラス3枚、両面非球面レンズを含む非球面レンズ3枚を最適に配置。ショートフランジバックの特性を生かした光学設計に加え、歪曲収差や周辺減光については、カメラ内補正機能を効果的に利用しています。
5,000万画素オーバーに耐えうる解像感を実現しつつ、サジタルコマフレアのように後処理での補正が困難な諸収差に対してはSIGMAが培った光学設計技術を全投入、徹底的に補正することで、圧倒的な解像度を実現しています。
スチル・動画のあらゆる撮影をサポートする高い操作性
AF撮影では、フォーカス群を駆動させるための十分なトルクが得られる大型の超音波モーターHSMにより、F1.2の大口径レンズにおいて快適な撮影を実現。
MF撮影時には、最適なトルク設定のバイワイヤ駆動フォーカスリングが、撮影者の微細な操作にも応えます。
直感的な操作を実現する絞りリング(①)を搭載。さらに、クリックON/OFFスイッチ(③)によってクリックをなくすことができるデクリック機構を搭載し、静音かつスムーズな絞り操作が求められる動画撮影にも配慮しています。
また、様々な機能を割り振れるAFLボタン(②)がレンズ側での操作の幅を広げます。
様々な状況で快適な撮影をサポートする機能
防塵防滴機構に加え、レンズ最前面に撥水・防汚コートを採用。さまざまな環境下での撮影にも配慮しています。
その他特長・機能
「レンズ光学補正」機能に対応周辺光量、倍率色収差、歪曲収差などのカメラ側の補正機能にも対応しています。
高精度、堅牢な真鍮製バヨネット・マウント
高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。
フルタイムマニュアル機構搭載
オートフォーカス作動中でも、フォーカスリングを回すだけでマニュアルでのピント合わせが可能なフルタイムマニュアル機構を搭載。フォーカスモードを切り替えることなく、素早いピントの調整が可能です。
※ マウントによって、フルタイムマニュアル機構の初期動作が異なります。
大型HSMの採用で、快適なオートフォーカスが可能
大型HSM(Hyper Sonic Motor)を採用することで、フォーカス群を駆動させる十分なトルクが得られるとともに、低速での安定した動作が可能。また、AFアルゴリズムの最適化により、快適なオートフォーカス撮影が可能となります。
円形絞り
11枚羽根の円形絞りの採用により、開放付近で円形のボケを楽しむことができます。
フレア、ゴーストに配慮した設計
レンズ設計の初期段階からフレア、ゴースト対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。さらにスーパーマルチレイヤーコートを採用する事で、フレア、ゴーストの発生を軽減、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現しています。
ロック付花形フードを採用
不意な脱着を防ぐロックスイッチ付フードを採用しています。